2025.07.01

青森県むつ市、山間・沿岸集落の検針課題に挑む!水道スマートメーターにおける実証実験開始のお知らせ

株式会社ウォーターリンクス(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:原 裕二)、は、むつ市上下水道局(むつ市公営企業管理者:吉田和久)と次世代の水道検針に向けた水道スマートメーターの実証実験(以下、本実験)を開始することをお知らせします。
本取り組みでは、株式会社ウォーターデバイス(本社:兵庫県豊岡市、代表取締役社長:岩本晃幸)が製造する水道スマートメーターを設置し、効果を測定します。

■ 背景と課題

むつ市では、海沿いや山沿いに点在する集落において、道路事情などにより検針効率が悪く、従来の業務には多くの時間と労力を要していました。
また、検針員の高年齢化が進んでおり、将来的な人材確保に対する不安から、早期に対策を講じる必要がありました。
こうした課題の解決に向けて、むつ市と株式会社ウォーターリンクスは、水道スマートメーターを活用した業務の効率化と継続性の確保に共同で取り組んでいます。

■ 取り組みの概要

1.  連携体制
本取り組みでは、むつ市と株式会社ウォーターリンクス、および株式会社ウォーターデバイスの連携体制を構築しています。
株式会社ウォーターリンクスでは、水道スマートメーターの提供、クラウドシステム構築を担当しています。

2. スマートメーター(AMR方式)導入
老朽化した集中検針盤を撤去し、各戸に無線通信機能付きのスマートメーターを導入しました。
これにより、LPWAによる遠隔検針を可能としています。
※AMR(Automated Meter Reading)方式:水道メーターに搭載された無線子機により、正確でスムーズな一括無線検針を可能にします。検針方式としてウォーク・バイ方式とドライブ・バイ方式があります。※LPWA(Low Power Wide Area):低消費電力・広域通信を特徴とする無線通信技術。スマートメーター等のIoT機器に適しています。

■ 期待される効果

本取り組みにより、従来時間と労力を要していた海沿いや山沿いの集落における検針業務の省力化と効率化が期待されます。
高齢化が進む検針体制に対しても、スマートメーターによる自動検針の導入により、業務の継続性が確保され、将来的な人材不足への備えにもつながると考えています。
将来的には検針データの取得により、異常の早期発見や迅速な対応が可能となり、住民サービスの質的向上も見込まれます。

■ 検針システム イメージ図

■ 参照記事

青森県むつ市、山間・沿岸集落の検針課題に挑む!水道スマートメーターにおける実証実験開始のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000040927.html

【会社概要】
■販売元
名称    : 株式会社ウォーターリンクス
代表者   : 代表取締役社長  原 裕二
所在地   : 〒670-0944 兵庫県姫路市阿保甲878番地
会社設立日 : 2019年9月10日
資本金   : 145,000,000円
URL    : https://waterlinks-japan.com/

■製造元
名称    : 株式会社ウォーターデバイス
代表者   : 代表取締役社長  岩本 晃幸
所在地   : 〒668-0055 兵庫県豊岡市昭和町4番24号
会社設立日 : 2022年9月9日
資本金   : 20,000,000円
URL    : https://www.waterdevices.co.jp/

・本リリースに関するお問い合わせ
株式会社ウォーターリンクス
〒670-0944 兵庫県姫路市阿保甲878番地
HP:https://waterlinks-japan.com/
お問い合わせ先
広報担当チーム : info@waterlinks.co.jp