2023.04.06

水道スマートメーターから料金計算システムへの汎用的で効率的なデータ連携システムの特許を出願

水道DXを推進する当社は、各社水道スマートメーターから料金システムへのデータ連携に関する特許を出願いたしました。

現在、水道スマートメーターで取得した検針データは各社のクラウドサービス内で独自のデータフォーマットで保持されているため、料金システムへの連携は各社で連携システムを構築する必要があります。このようなシステム構築コストや労力が事業体に重くのしかかり、水道スマートメーターの導入や公平な選定の足かせとなっております。
加えて、水道スマートメーターにて検針データを取得した場合には、現地での検針票の投函ができなくなることから、検針票に代わる通知方法の確立も必要となります。

当社は最新のIT技術の積極活用を行い、複数社の水道スマートメーターのクラウドサービスと各事業体で現行使用している料金システムとの汎用的なデータ連携システムを構築することで、各事業体におけるシステム構築コストの低減や業務の効率化を実現いたします。
また、水道スマートメーターで取得した検針データをダイレクトにWEB検針票として通知することや、一元的にデータ保有することによる、ビッグデータ分析が可能となり、新たなサービスの開発にもつなげることが可能になります。
本発明により、各事業体における水道スマートメーター導入におけるコストの削減や公平性の担保、サービスの向上に貢献いたします。

【特許概要】
出願番号  :特願2023-57294
発明の名称 :水道スマートメーター検針管理装置及び水道スマートメーター検針管理プログラム
発明者   :株式会社ウォーターリンクス 取締役CTO 矢川 昇
       株式会社ウォーターデバイス 代表取締役社長 岩本 晃幸
特許出願日 :2023年3月31日

本特許の概念図

本件に関するお問い合わせ
営業部 吉田:info@waterlinks.co.jp