2025.09.19
山梨県北杜市、別荘地の積雪による検針困難に対応! 水道スマートメーターにおける実証実験開始のお知らせ
株式会社ウォーターリンクス(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:原 裕二)、は、北杜市上下水道局(北杜市長:大柴邦彦)と次世代の水道検針に向けた水道スマートメーターの実証実験(以下、本実験)を開始することをお知らせします。
本取り組みでは、同連結子会社の株式会社ウォーターデバイス(本社:兵庫県豊岡市、代表取締役社長:岩本晃幸)が製造する水道スマートメーターを設置し、効果を測定します。
■ 背景と課題
北杜市は八ヶ岳南麓に広がる自然豊かな地域で、別荘地や高原地帯を多く抱えています。こうした地域特性ゆえに、冬季には積雪によって水道メーターが雪に埋もれることがあり、除雪対応の負担が検針業務における課題となっています。
さらに、別荘地では長期間不在の住宅が多く、漏水が発生しても発見が遅れるリスクがあります。こうした課題の解決に向けて、北杜市と株式会社ウォーターリンクスは、水道スマートメーターを活用した業務改善に取り組んでいます。
■ 取り組みの概要
1. 連携体制
本取り組みでは、北杜市と株式会社ウォーターリンクス、および株式会社ウォーターデバイスの連携体制を構築しています。株式会社ウォーターリンクスでは、水道スマートメーターの提供、クラウドシステム構築を担当しています。
2. スマートメーター(AMR方式)導入
各戸に無線通信機能付きの水道スマートメーターを導入しました。
これにより、LPWAによる遠隔検針を可能としています。
※AMR(Automated Meter Reading)方式:水道メーターに搭載された無線子機により、正確でスムーズな一括無線検針を可能にします。
検針方式としてウォーク・バイ方式とドライブ・バイ方式があります。
※LPWA(Low Power Wide Area):低消費電力・広域通信を特徴とする無線通信技術。スマートメーター等のIoT機器に適しています。
■ 期待される効果
本取り組みにより、水道使用量を遠隔で正確に把握できるようになり、除雪作業をはじめとする業務負担が軽減され、検針業務の効率化が期待されます。
さらに、別荘地に多い長期不在住宅においても、異常な使用状況を検知することで、漏水などのリスクを早期に察知し、迅速な対応につなげることが可能になります。
こうしたスマートな運用は、住民サービスの質の向上はもちろん、水道事業の持続可能性の確保にも大きく貢献すると考えられます。
■ 本取り組み対象・期間
- 対象戸数:115戸
- 実証期間:2025年6月1日 ~ 2026年5月31日
■検針システム イメージ図

■参照記事
山梨県北杜市、別荘地の積雪による検針困難に対応!水道スマートメーターにおける実証実験開始のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000040927.html
【会社概要】
■販売元
名称 : 株式会社ウォーターリンクス
代表者 : 代表取締役社長 原 裕二
所在地 : 〒670-0944 兵庫県姫路市阿保甲878番地
会社設立日 : 2019年9月10日
資本金 : 145,000,000円
URL : https://waterlinks-japan.com/
■製造元
名称 : 株式会社ウォーターデバイス
代表者 : 代表取締役社長 岩本 晃幸
所在地 : 〒668-0055 兵庫県豊岡市昭和町4番24号
会社設立日 : 2022年9月9日
資本金 : 20,000,000円
URL : https://www.waterdevices.co.jp/
・本リリースに関するお問い合わせ
株式会社ウォーターリンクス
〒670-0944 兵庫県姫路市阿保甲878番地
HP:https://waterlinks-japan.com/
お問い合わせ先
広報担当チーム : info@waterlinks.co.jp