2023.12.12

BIツール: データに基づく意思決定を支援する

BIツールという言葉を聞いたことはありますでしょうか?
BIツールは、ビジネスインテリジェンスツールの略語で、ビジネスにおける戦略的な意思決定を支援するツールです。かみ砕くと、経営や業務の様々な場面でデータを活用しやすくするための便利なソフトウェアとなるのですが、以下にもう少し具体的に解説します。

・BIツールの機能と利点
BIツールは、大量のデータを収集、分析し、整理して出力する機能をもっています。データを整理して提供することで、誰にとっても情報がわかりやすくなり、現状把握やチーム内外への情報共有が容易になります。
また前述の機能をリアルタイムに実行することができるため、収集したデータがすぐにレポートに反映されます。これにより、業績の変化を素早く把握でき、データに基づく戦略的な意思決定も迅速に行えるようになります。

・BIツールでDX(デジタルトランスフォーメーション)推進
BIツールは、DXを推進する上でも重要な役割を果たします。
たとえば、BIツールでレポート作成を自動化すると、手間のかかる表計算ソフトでの再集計や紙への印刷といった時間消費の多いプロセスを削減することができます。
データの活用を容易にし、状況の変化に対応しやすいプロセスを構築することは、DX化の実績の一つとなります。

・データ出力システムとしてのBIツール
システムの帳票が加工不可能な形式でしか出力できず、困ったことがあるかもしれません。
BIツールでは、レポートを加工できる形式で外部出力する機能を標準で備えており、この問題から解放されます。加工できる形式なので、表示項目の最適化や別業務向けの二次加工ができ、データ活用の場が広がります。


弊社では、このようなBIツールを水道料金計算システムと組み合わせて提供しています。
BIツールを利用することで、水道料金計算システムの持つデータを様々なレポートで参照でき、蓄積したデータを課題の特定、戦略立案のサポート、成果の測定など様々な場面で役立てることができるようになります。
BIツールのリアルタイムなデータ分析を水道事業運営にぜひご活用ください。